CalendarMemo ver 1.8.4 の基本的な考え方
[2008/11/28] Nishimura Hiromi
● CalendarMemo は記録を残すためのアプリケーション
CalendarMemo(以下 CM)は日々思いつくメモ、アイデア、インターネット記事、計測データ、分析プログラム、処理結果、その他、諸々を記録し、後で読み返す事を主眼に開発し たアプリケーションです。
● 汎用の RTFD 形式のファイルを使用
メモをファイルに残すとき、専用のフォーマットを使うものだとアプリケーションが無くなれば開 くことができません。ソフト会社が倒産したり、敵対的な買収によりアプリケーションのアップデートが行われなくなったり。アプリケーションの寿命は思った より短いものです。特にフリーウェアと言われるアプリは個人が善意で公開しているだけに開発者の意向によりどうにでもなる不安定なアプリケーションです。 私が公開している CM ですらこれから何年対応できるか判りません。
そこで CM では専用の書式を使わず MacOSX のテキストエディタで使用している添付書類付きリッチテキスト(RTFD)形式を使用しています。RTFD なら CM が無くなってもユーザが残したメモはテキストエディタや他のアプリケーションで開くことができるので無駄になることはないと思います。また html や doc などの書式に変換する機能があるのでパソコンがある間、とうぶんの間は大丈夫でしょう。
● メモは年月日階層のフォルダに保存
CM は一つのメモに対し一つのファイルとして保存します。保存先はユーザの「書類」にある diary フォルダです。ここに年月日の階層を持つフォルダーを作り保存します。例えば 2008/11/28 に書いたメモは /Users/xxx/Documents/diary/2008/11/28 にあるフォルダに保存します。ここで xxx はユーザのホームディレクトリです。
書いたメモを何処に保存するのか、いつも悩み暫定的にと適当な名前のフォルダーを作り保存して いました。この暫定的がいつの間にか恒常的になり訳の判らないフォルダーの山。これを何とかできないかと思いついたのが年月日階層のフォルダーです。保存 場所が決められてしまい自由度は減りますが、保存場所に悩む必要が無くなるメリットの方が大きいと思います。
● メモファイルの名称
CM ではシステムのファインダでも内容がある程度想像できるようメモの第一行目がメモのタイトルになり保存するときのファイル名になります。保存場所は年月日 階層でファイル名も決まっているので保存はメモを切換えたり終了したときなどに自動で保存しています。ただし発生頻度は少ないですが CM がクラッシュしたときは残念ながら保存は無理です。最後の入力から10分以上経過したら強制的に保存します。
保存ダイアログが開かなくなるだけで、相当に使い勝手が良くなります。
またメモのタイトルがファイル名になるのでシステムのファイル検索である Spotlight を利用するとき便利です。
● メモの検索
メモの検索は Ver 1.8.3 から総て Spotlight を利用した全文検索に変更しました。メモの RTFD だけですが高速なのでとても便利だと思います。
● メモのリンク
CM には次のようなリンク機能があります。
(1)ドキュメントリンク(参照)
他のドキュメントを参照する機能です。リンクは [yyyy/mm/dd/xxxxxx] の書式を持つ文字列です。ここで yyyy は西暦、mm は月、 dd は日、xxxxx はドキュメントのファイル名です。 [] で囲まれた文字列部分をダブルクリックすると下からメモシートが表示され、そこに表示されます。
(2)Web リンク
文字列に URL が埋込まれた青色下線付き文字列です。文字列のシングルクリックで Web ブラウザで表示します。CM 内蔵の Web ブラウザシートが開いていれば、そこに表示します。開いていなければデフォルトのブラウザで開きます。
Web リンクには3種類あり、一つは上記に説明したよう文字列に埋込まれた URL のページを開きます。残りは文字列を検索文字列とし Google 検索すするリンクと Wikipedia 検索するリンクです。
(3)機能リンク
メモに書かれた文字列が mc (matrix calculator) のプログラムであったり gnuplot のコマンドであれば、その文字列を mc や gnuplot に転送し実行結果の文字列や画像をドキュメントに挿入します。
● リンクの方法
上記3つのリンクの種類によりリンクを張る方法が異なります。
(1)ドキュメントリン ク
リンクしたいドキュメントをファイルリストや検索リストから drag & drop でメモ本文に挿入します。
(2)Webリンク
通常は Web ブラウザから html のリンク部分を drag &drop しドキュメントに挿入するだけです。Google 検索したい場合には検索したい文字列を選択(ハイライト)し⌘+Option+L を実行します。⌘+Control+L を実行すると Wikipedia 検索のリンクが作られます。
(3)機能リンク
mc や gnuplot の規則に従うので簡単には説明できません。mc や gnuplot の項目を参照して下さい。