[2005/03/12 21:02:13]
● その他基準電圧を作るために使う定電圧ダイオードの事です。私はよくジャンク基板から取り外したツェナーダイオードを使います。デバイスの資料は使いますがジャンクの為かおかしな事がよくおこります。例えばダイオードの規格が4.3Vなのに流す電流(5~15mA)によって3.8〜4.2V と結構変化するような事です。逆に同じ規格なのに殆ど変化しないダイオードもあります。最初はジャンクのためかと思っていました。でも新品で試してみても変化するものと変化しないダイオードがあります。そんな事からできるだけ安定して使えるダイオードを探すためツェナー電圧を測定する装置を作ってみました。
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上記がツェナー電圧を測定する回路図です。原理は簡単で左側トランジスタの VBE の電圧を利用した定電流回路です。ベース電流の供給に 500Ωの抵抗を使っているので電源電圧によってベース電流が変化するので気になる方は 2SK30 を使うと良いかもしれません。私は 12V に安定化された AC アダプターを使っているので抵抗にしています。ツェナー電圧が高いダイオードを測定したい場合には 12V ではなくもっと高い電圧の電源を使って下さい。
測定端子にはデジタルパネルメータ(PM129B)を接続しています(残念ながら正確ではありませんでした)。もし計測値が安定しない場合には測定端子に並列に 0.1μF 程度のコンデンサーを追加します。
ここで使っている PM128B はパネルメータの電源のグラウンドと計測端子のグラウンドを共通にできます。そのため電源回りが簡単になるので使っています。5Vの三端子電源素子は結構熱くなります。放熱はしっかり行なって下さい。電流の切換えには中立スイッチを使い、中央で 5mA、左に倒すと 10mA、右に倒すと 15mA になるようにしています。この切換えでツェナーダイオードに流す電流を切換え安定性を調べています。
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この画像は白色 LED の電圧を測定している時のものです。表示されている電圧は白色 LED に 10mA の電流を流したときのものです。このように簡単にデバイスの電圧を測定する事ができます。
この装置はツェナー電圧を測定できるだけではありません。発光ダイオードの確認もできるしバッテリー (006P) の充電にも利用できます(たぶん!)。普通のダイオードとショットキーダイオード、区別がつかない場合があります。そんなときこの装置を使うと普通のダイオードの順方向電圧は 0.63V 程度ですがショットキーダイオードでは 0.18V 位と順方向電圧が低いので簡単に区別できます。このようにツェナー電圧測定装置は作っておくと便利な計測装置ではないかと思います(CVCC 電源が一つあれば済むので不要と言われそうですが!)。