※ WENS700 のデジタルストレージオシロスコープ画面をマックに転送

[2004/04/01 20:43:34]
Nishimura Hiromi

 WENS700 のデータをマックに転送するプログラムは出来たのですが、もう一つの機能であるデジタルストレージオシロスコープ画面はまだマックに転送できていませんでした。という訳で今日はこの機能(画像をマックに転送)を追加する事に。

 だいたい、マニュアルにはどんなフォーマットで転送するかなんて書いていないんですよね。世の中全てが Windows ユーザであると思っているところが気に食わない。きっと韓国じゃマックなんて使っている方は居ないんでしょう!

 と言う訳で、画像フォーマットから解析してみました。 WENS700 のモニター画面は 160×160 ピクセルとなっています。もし圧縮無しでビットマップデータ転送しているなら8ドットで1バイトですから 160*160/8 = 3200 バイトのデータを転送しているはず。もしこれより少なかったら画像データを圧縮して転送しているはずと考えました(圧縮していたらあきらめるつもり!)。で実際に送られてくるデータのバイト数を数えてみたら 3203 バイトでした。これから画像データは圧縮していないビットマップデータであることが判明しました(ラッキ〜!)。最初と最後はこれから送るぞ〜と、これで終わったぞ〜の制御コードで最初の次のデータはこれビットマップデータだぞ〜のコードだったら 3200 + 3 バイトで理解できます。ここまで判れば後は簡単、データをビットマップに展開すると画像になるはずです。残りの問題は1行が 20バイトかそれとも160バイトかです。これは画像を表示させて決めれば良い事ですから。ちなみに送られてきたデータの分析は CalendarMemo の mc(matrix calculator) で行いました。

 で、ちょっと飛ばしますが完成したプログラムが動作している画像が下記です。

 ちゃんと右上に波形が表示されているでしょう。これは半田コテの温度を制御するというか加熱防止のトライアックのコントローラ出力波形です。大きく(といっても 160×160 ピクセルですから!たいしたことありませんが)表示したのが下記グラフです。 Windows では緑で病気になりそうな色だったのでマックではモノクロにしてみました。高級感を出すためオレンジ色でもと思ったのですが〜〜〜〜〜〜

 何となくトライアックで制御している波形が見えています。すご〜く波形がなまっているのが気になりますが。 WENS700 ではしょうがないのかもしれません。特に最後の波形は普通のオシロスコープで見たものと完全に違っています。こりゃ使えませんな〜(あまり波形は作って欲しくないのですが)。

 で、電圧や時間軸を変えると少しはマトモになる事が判っていましたので試してみました。それが下記グラフです。

 何とかここまでは表示できるようですが、あまり納得できません。ちなみに下記画像は普通のオシロスコープの見たときの波形です。全然違うと言うか、違いすぎるのが恐怖。アナログとデジタルを比較するな〜という突っ込みはご勘弁を。

 

 まあ、WENS700 は波形を作っているものだと思えばそれなりに。でもサンプリングが 25MHz のわりには波形を思いっきり作っているのがバレバレ(もう少しメモリーを追加しろよな〜)。周期性がある波形ならもう少し考えてサンプリングしても良さそうな、波形を作るよりはもっと楽な気がするのですが。¥27500 では文句は言えないのでしょうかね。でも、結構楽しく文句が言えるのでそれなりに楽しめるテスターかもしれません。

 一応、 Windows マシンと同じ程度にデータを収集することができたのでプログラム開発はこれで終わりにする予定です。 WENS700 をマックで使いたいという変人で、このプログラムに興味があるなら当方(nishi@akita-noken.go.jp)まで連絡ください。

以上